ProcessingでIDEのウィンドウサイズやプロキシを設定する
ここのところ仕事が立て込んでいたので3連休でうれしいです。
今日は小ネタですがProcessingでIDEのウィンドウサイズとプロキシを設定する方法を書いてみたいと思います。どちらもProcessingを仕事等で本格的に使おうとすると必要になってくるのですが、設定方法に若干クセがあります。
メニューに出ない設定項目を変更する
Processingの開発環境(IDE)には環境設定用のメニューがあるのですが、そこに出てくる項目以外にも設定可能な項目があります。今回のお題である、IDEの起動時のウィンドウサイズやプロキシの設定も、メニューでは出てこない項目になります。
メニューに出ない項目を設定するには、まず通常のメニューのPreference
から通常の環境設定メニューを開きます。(MacであればProcessing
→Preference
)
環境設定メニューを開いたら、下の赤枠で囲った部分をクリックして、設定ファイルの置いてあるディレクトリを開きます。(MacならFinder、Windowsならエクスプローラーで表示されます)
目的のディレクトリが開いたら、一度Processingを終了させます。アプリの終了を忘れてしまうと、Processingが終了時に設定ファイルを上書きして、設定を元に戻してしまうので注意してください。
アプリを終了させたら、開かれたディレクトリの中にある、preference.txtを編集します。通常はファイルをダブルクリックすれば編集用のエディタが起動するはずです。
ファイルが開いたら、個別の項目の設定を行います。
IDEの起動時のウィンドウサイズを設定する
IDEの初期ウィンドウサイズを設定するには、editor.window.width.default
(幅)とeditor.window.height.default
(高さ)を変更します。
ちなみに私は800x800に設定しています。
プラグイン追加時に使用するプロキシを設定する
プラグインやツールをプロキシ経由でダウンロードしたい場合は、proxy.host
、proxy.port
を変更します。職場などでは必要になることが多いと思います。
それぞれの項目を変更したらファイルを保存し、再びProcessingを起動すると設定が反映されます。